ホワイトニングをすると歯がもろくなるのは誤解!注意点も解説
こんにちは。名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科です。
ホワイトニングは、ご自身の歯の本来の色より白くできるため人気の治療法です。
しかし「ホワイトニングをすると歯がもろくなる」と心配される方も少なくありません。どうして歯がもろくなると言われるのでしょうか。
この記事では、ホワイトニングが歯に与える影響について詳しく解説し、歯を健康に保ちながら安全にホワイトニングを行う方法をご紹介します。
ホワイトニングをすると歯がもろくなる?
ホワイトニングに対して「歯がもろくなる」との疑問が多く寄せられますが、これは専用の薬剤によって一時的にエナメル質が脱灰することが関係しています。通常のホワイトニングによる脱灰現象は一時的なものであり、唾液の再石灰化作用によりすぐに補修されるため、重大なダメージを受けることはありません。
しかし、長期間にわたって脱灰が続くと、エナメル質からミネラルが溶け出し、虫歯などの口腔トラブルのリスクが高まる可能性があります。また、通常のホワイトニング薬では、歯茎に触れてピリピリとした刺激を感じたり、しみたり痛んだりすることがあるでしょう。
このため、歯がもろくなるという誤解を生んでいるのです。
薬剤の刺激に対する感受性は人それぞれ異なり、個々の感覚に合わせた施術法を選ぶことで負担を軽減することが可能です。歯科医院で行うホワイトニングでは、安全性が確認された薬剤を適切な濃度で使用するため、過度に心配する必要はありません。
歯科医師や歯科衛生士などの有資格者がまったく介入せず、患者さまご自身で行うセルフホワイトニングもありますが、正しい使用方法が分からないため歯にダメージを与えるリスクがあります。歯科医師が施術・指導する医療ホワイトニングが安全といえるでしょう。
光輪歯科のボーテ式ホワイトニングは歯がダメージを受けにくい
光輪歯科のボーテ式ホワイトニングでは、しみたり痛んだりする症状が出にくいです。4種類の薬剤を用意しており低濃度のものから使うこと、施術後に硝酸カリウム配合剤と2種類のハイドロキシアパタイトが配合されたコーティング剤を使用することから、歯質を強化できるためです。
歯面をコーティングすることで、色持ちをよくしながら歯を強くしていくことができます。そのため、一般的なホワイトニングよりも症状を抑えられるのです。
「低濃度だと効果が出にくいのでは」と思うかもしれませんが、問題なければ徐々に濃度の高い薬剤に移行します。人が羨む白さも目指すことができるでしょう。
ホワイトニングをすると歯がもろくなるといわれる理由
ホワイトニングによって歯がもろくなると言われる背景には、知覚過敏の症状や歯茎の痛みが関係しています。ホワイトニング後に冷たい飲み物や風に対して歯が敏感になることがありますが、この知覚過敏は一時的なものです。時間が経てば、通常の感覚に戻ります。
光輪歯科で行うオフィスホワイトニングでは、施術前に歯茎を保護する処置が行われるため、薬剤が直接歯茎に触れて痛みを感じることはほとんどありません。適切に保護することで、歯茎の痛みや刺激を最小限に抑えることができます。
ただし、ホワイトニングが適さない場合もあります。例えば、未成年の方、妊娠中や授乳中の方、無カタラーゼ症の方は、オフィスホワイトニングを受けることができません。
ホワイトニングで刺激を受けやすい方
ホワイトニングは美しい白い歯を手に入れるための効果的な方法ですが、人によっては刺激を受けることがあります。以下に、一般的なホワイトニングで刺激を受けやすい方の特徴と、その対策について詳しく説明します。
お伝えしましたが、光輪歯科のボーテ式ホワイトニングはしみたり痛んだりしにくいので、下記の特徴がある方でも受けられるかもしれません。
知覚過敏の症状がある
知覚過敏症のある方は、ホワイトニングの刺激に敏感に反応しやすいです。知覚過敏は、エナメル質が削られて象牙質が露出している状態であり、冷たいものや温かいものに触れると痛みを感じます。一般的なホワイトニング剤も刺激となり、痛みを引き起こすことがあります。
ホワイトニングがきっかけで知覚過敏の症状が出ることもあります。ホワイトニング剤を使用すると、歯の表面にあるペリクルという保護膜が剥がれてエナメル質が剥き出しになります。その結果、象牙質に直接刺激が加わり、痛みが生じることがあるのです。
通常24時間程度で痛みは収まりますが、長引く場合は歯科医師に相談しましょう。
歯が欠けている・ひびが入っている
歯が欠けている場合やひびが入っている場合も、ホワイトニング剤が刺激になり痛みを感じやすいです。また、歯ぎしりによって歯の表面が削れている場合も同様に、痛みが発生しやすくなります。
歯の欠けやひび割れは自覚していないことも多いので、ホワイトニングを行う前に歯科医師に診てもらいましょう。
虫歯がある
虫歯がある方は、ホワイトニングの際に痛みを感じやすいです。虫歯によって歯の表面のエナメル質が溶け、神経に近い象牙質が露出するためです。
歯の構造は、外側からエナメル質、象牙質、神経となっています。通常、エナメル質が神経を守っているため、痛みを感じることはありません。
しかし、虫歯が進行するとエナメル質が溶けて穴が開き、象牙質が剥き出しになります。これにより、ホワイトニング剤が直接神経に作用しやすくなり、痛みが発生します。
また、虫歯の治療で使用した詰め物に隙間がある場合も、ホワイトニング剤が入り込んで痛みを引き起こすことがあります。ホワイトニングを行う前に虫歯の治療を終わらせて、詰め物の状態を確認してもらうことが重要です。
歯周病の症状がある
歯周病の症状がある方も注意が必要です。歯周病は、歯と歯茎の間の歯周ポケットに細菌が侵入し、歯茎が炎症を起こす病気です。
歯周病が進行すると、歯根が露出しやすくなります。歯根はエナメル質で覆われておらず、象牙質が剥き出しの状態です。そこにホワイトニング剤が触れると、痛みを引き起こす可能性が高いでしょう。
歯周病が疑われる場合は、まず歯周病の治療を行い、その後ホワイトニングを検討するのが望ましいです。
ホワイトニングを受けるときの注意点
以下に、ホワイトニングを受ける際の主要な注意点を説明します。
色戻りする
ホワイトニングの効果は永久に続くものではありません。ホワイトニング後のケアによっても変わりますが、オフィスホワイトニングはおよそ半年、ホームホワイトニングは1年程度で色が元に戻ることがあります。
そのため、歯の白さを維持したい場合は、定期的にホワイトニングを受けることが必要です。また、色の後戻りを防ぐためには、日常的に口腔ケアを徹底することが重要です。
光輪歯科のボーテ式ホワイトニングでは、施術後にハイドロキシアパタイト配合剤を歯に塗布します。歯質を強化しながら歯の表面をコーティングするため、施術後の飲食制限が必要なく、色戻りしにくいです。
しかし、通常のホワイトニングの場合、飲食物によって歯が再着色する恐れがあります。白さを長く維持したい場合は、カレーや紅茶、コーヒーなどの色の濃いものは避けたほうがいいでしょう。
歯の神経が生きている天然歯が対象
ホワイトニングの対象となるのは、歯の神経である歯髄(しずい)が生きている天然歯です。過去に虫歯治療などで神経を抜いたり、歯を強く打ち付けて神経が死んでしまった場合、通常のホワイトニングでは歯を白くすることはできません。
このような歯を白くしたい場合は、ウォーキングブリーチという特別なホワイトニングを行います。
人工歯は白くならない
人工歯にホワイトニングを行っても、効果は期待できません。レジンやセラミックなどで作られた人工歯は、ホワイトニングの薬剤によって白くなることはないのです。
人工歯の黄ばみが気になる場合には、部分的に補修するか新たに充填し直す必要があります。
まとめ
この記事では、ホワイトニングを受ける際の注意点や対処法などについて解説してきました。ホワイトニングは歯を美しくするための一般的な方法ですが、知覚過敏や神経への刺激などのリスクが伴うため、施術前に歯科医師から説明を受け、リスクも理解しておきましょう。
光輪歯科のボーテ式ホワイトニングでは、施術後に特別な薬剤を塗布します。知覚過敏の症状を抑えられたり、飲食制限が必要なかったり、患者さまの負担を軽減できるホワイトニングといえるでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科にお気軽にご相談ください。
名古屋市北区大曽根の光輪歯科はリラックスできる空間作り、患者様への心遣い、最新の設備でニーズに合わせた治療にこだわります。
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