名古屋市北区大曽根の歯医者なら患者さまの悩みを解決する光輪歯科

「歯が痛い」と言えばまず「虫歯」です。
「虫歯で歯が痛い」「歯が欠けた」経験は、多くの人が経験することですが、
そもそも「虫歯はどうしてできるの？」何で「甘いものを食べると虫歯になるの？」誰にでもかかるかもしれない虫歯について原因からメカニズム、治療法まで説明します。

虫歯の原因ってなに？

虫歯は風邪のように、虫歯菌（ミュータンス菌）に感染して起きる感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。
親が赤ちゃんに食事を、口移ししたり、箸で与えたりすることで虫歯菌が、感染してしまいます。特に生後11ヶ月～36ヶ月の間が定着しやすいので注意してください。

なんで甘いものを食べると虫歯になるの

虫歯菌は食べ物の糖を栄養として、酸を作り出します。この酸が歯を溶かして、虫歯を作ります。
砂糖が入っている甘い食べ物を食べると、虫歯菌が酸を作って虫歯になります。

虫歯になりやすいお菓子ランキング　　虫歯になりやすい飲み物ランキング　　　　　　　

1位　チョコレート　　　　　　　　1位　炭酸飲料　（コーラ）　　　　　　　　　

2位　キャンディー　　　　　　　　2位　清涼飲料（アクエリアス）　　　　　　　

3位　キャラメル　　　　　　　　　3位　果汁飲料（オレンジジュース）　　　　　

4位　クッキー　　　　　　　　　　4位　乳酸飲料（カルピス・ヤクルト）　　　　

5位　羊羹　　　　　　　　　　　　5位　発酵乳酸飲料（ヤクルトジョア）　

虫歯になりにくい食べ物

1位　　野菜・果物

2位　　チーズ・乳製品

3位　　お茶・水

4位　　紅茶・コーヒー（砂糖抜き）　

お母さんへのアドバイス（お子さんへ）　　

*虫歯になりやすいお菓子や飲み物を与えすぎないようにしましょう。

*おやつのダラダラ食べやダラダラ飲みはやめましょう。

*規則正しい食生活を心がけましょう。

＊のどが乾いたときは、水やお茶にしましょう。

虫歯のメカニズム

虫歯は進行状況によってCO～C4までに分類されます。

CO　　初期虫歯の状態で、表面のエナメル質に傷がついた状態で、まだ穴は開いてなく、この状態では、歯はまだ削らなくフッ素塗布などで予防します。

C1　歯の表面の、エナメル質にだけ穴が開いた状態です。この段階では痛みはありません。
放置してしまうと進行してしまうので、削って詰める必要がありますが、削る部分は最小限で済みます。

C2　　象牙質まで到達した虫歯です。象牙質は、エナメル質より柔らかく進行も早く、穴の大きさより中が大きく虫歯になっています。
甘いものや冷たいものが凍み始めます。この段階では、削って詰め物をしたり、型取りをして被せる治療をします。

C3　　虫歯が神経まで達した状態です。ここまでくれば激痛を伴います。治療は、麻酔をして虫歯を削り、神経を取ります。詰め物やかぶせ物になります

C4　　　神経が死んでしまった状態です。慢性状態では痛みは少ないものの、急性状態では、虫歯菌が根尖（歯の根の先端）より出て歯ぐきや顔面の腫れを起こします。
治療は、神経が通っていた管を消毒し膿を取るか、切開して膿を出します。手遅れであれば、歯を抜かざるも得ません。

虫歯の検査

虫歯は、レントゲンで大きさや深さを撮影し検査します。

ダイアグノデントと言うレーザを虫歯にあて、その値で虫歯の深さを測ります。虫歯が小さくて、初期虫歯で歯を削らなくていいか、C1で削って治療したほうが良いかの判断基準になります。

虫歯の治療

虫歯を削って、レジンや金属を詰めて治します

光輪歯科では、虫歯の治療では「セレック」システムで白い歯を1日で治療します。「セレック」とは、虫歯を削って、スキャナーで歯の形状をスキャンしコンピューターにデーターを取り込み、3Dプリンターで歯を削り出し白いセラミックの歯を作る治療法です。

お口の中

3Dシミュレーション