2022/03/21
子供の歯みがきイヤイヤ
子どもの歯磨きイヤイヤ
子供の歯みがきイヤイヤは、大体1歳前後から始まります。
歯磨きイヤイヤをさせないためにも、生後4か月ごろからハミガキの習慣化をしておきましょう。
すでに歯磨きイヤイヤになっている時の改善は後述します。最後まで確認ください。
1.子供の歯磨きイヤイヤの原因として
① 歯ブラシで歯や歯ぐきをゴシゴシされて痛い
② なにか硬くてゴワゴワしたものが口の中に無理やり入れられて気持ち悪い
③ 歯磨き剤の味が嫌い
などがあります。
赤ちゃんは6か月~11か月頃になると、何でも口に入れて舐める時期があります。この時期は赤ちゃんの感触が未発達で、口の中に入れて感触・温度・味等を確かめて「それがなんであるか」「食べれるものか食べれないものか」「安全か危険か」を確認しています。この時期を大切にしてハミガキは楽しいもので歯ブラシは口の中に入ってくる嫌なものでなく気持ちいいものとしての感覚を覚えてもらえれば、歯みがきの習慣が定着するでしょう。
2.歯磨きを始める時期
前歯が6か月前後で生え始めますので、この前4か月前後の歯の生える前から始めるのが良いでしょう。しかしこの時期を逃がしたからすべてダメではなく何時からでも習慣化は出来ます。
3.歯ブラシの形状
①持ち手が輪っかになっていて首が短いもの
②シリコン製の歯がためタイプ
③ヘッドがゴムタイプ・ブラシタイプ
があります、「おもちゃ」として「お遊び」として飽きないよう4~5本用意したり、お気に入りを探してあげるのも良いでしょう。
4.ハミガキ方法
歯が生えていませんが、生後4か月のこの時期から歯ブラシをお口のなかに入れる感覚を覚えさせてあげましょう。
ゴムタイプを持たせ、お母さんが優しく声掛けしながらお口の中で遊ばせ上手に出来たら褒めてあげ、お口の中で遊んでいる間に歯ブラシタイプの形状の歯ブラシを一瞬だけ口の中に入れて、楽しく歯ブラシの感覚を覚えてもらいましょう。
5.歯磨き剤
歯の生え始め6か月前後から、フッ素入りの子供用歯磨き剤を使用しますが何が何でも使用するのではなく徐々に徐々にしてください。
また味もストロベリー味・クレープ味・ピーチ味・バナナ味等と各社バラエティーに富んでいますからお子さんの好む味の歯みがき剤にしたり、選べる年齢になったら本人に選んでもらえば歯磨きも積極的になります。
6.仕上げ磨きは誰がする
「仕上げはお母さん」ですが、お子さんが歯磨きをして集中力がなくなり、歯みがきに飽きたころに「仕上げはお母さん」では、やはりお子さんはイヤイヤになりますしそこで追っかけたり怒ったりすれば、歯みがきイヤイヤが決定です。
まず、お母さんが磨いてあげ奇麗になったら、次に「OOちゃん、お母さんが磨いた歯、奇麗になったかな?」「仕上げはOOちゃん奇麗にしてね」と歯ブラシを渡すのはどうでしょうか。
そして小学生になった時に、イベントとして「お母さんの初め磨き卒業、今日からOOちゃん初め磨き、お母さん仕上げ磨き」と交代してあげ、乳歯と永久歯が交換する4~6年生まで仕上げ磨きをしてあげてください。
7.すでにイヤイヤになっていたら
口の中に変な異物を入れられたまたまイヤイヤしたら、お母さんがすごい顔されたのが歯磨きイヤイヤの始まりではないでしょか。
もう一度リセットして、楽しく遊びの感覚で、
体コチョコチョで遊んで、次にお顔ナデナデ、お口の周りサワサワで、ダンダンお口に近づいていき、最後に清潔にした指を少しお口の中に入れ上下の歯や歯ぐきをナデナデしてあげてください。口の中に指を入れても嫌がらないようなら、指サック式の歯ブラシでハミガキを始めそれで大丈夫なら普通の子供用歯ブラシを入れてあげ、歯磨き剤使用は最後になります。
名古屋市北区大曽根の光輪歯科はリラックスできる空間作り、患者様への心遣い、最新の設備でニーズに合わせた治療にこだわります。
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