コラム

2022/02/19

赤ちゃんのお口の発育(口腔発達) 授乳

 

正しくお乳をのむことから、正しく咀嚼して食べることへの基礎が出来上がり、次の離乳食・普通食につながり、奇麗な歯並び・お口の発育・左右のバランスがとれた顔つきのしっかりした骨の成長につながります。
 

1.授乳

授乳は、乳首だけでなく乳輪部分までしっかりとらえ、上下の唇が中にまきこまれないよう上下の唇が開いて、しっかり深く乳房をとらえてお乳を飲みます。

赤ちゃんの上顎には乳窪と言う窪みがあり、乳輪部分までしっかりくわえることで乳窪に乳首が納まり、舌を使ってしごき出す動きで母乳を飲むことが出来ます。この動きは口周りの筋肉の発達をさせるのに重要な運動です。舌の正しい使い方を習得することで顎の骨を押し広げ顎の成長を促すことができます。

夏の暑い時の授乳では、それこそ赤ちゃんは薄っすら汗をかきながらの授乳するほどの運動量になります。

 

2.ママは大変

赤ちゃんは、飲んで・寝て・排泄を3~4時間でします。このお世話はとてもとても大変なことです。確かに母乳育児は素晴らしいですが、ママの負担が大変でママが疲れ切ってしまったら何にもなりません。母乳育児が大変なら、混合栄養でもミルク育児でも十分です。ママが肉体的にも精神的にも健全であることが大切で、ママが元気なら丈夫な赤ちゃんになります。赤ちゃんはか弱いですが意外とタフでもあります。赤ちゃんはママとパパの子ですが、皆の宝であり国の宝です。パパにも育児を手伝ってもらいましょう、足りなければババ・ジジやしゅうとめさんに遠慮なくお手伝いをお願いすれば嬉々としてお手伝いしてくれます。それでも誰もいなければ保健所に連絡してくだされば最善の方法が見つかります。ママの健康第一の子育てが良い子に育つ道だと思います。

 

3.混合栄養やミルク育児に大切なことは、歯医者的には哺乳瓶ちくびのサイズや形態が大切です。


 

哺乳瓶用ちくびの選び方

①月齢によって、哺乳瓶ちくびのサイズを選びます。

新生児はSSサイズ・1か月を過ぎたらSサイズ・3ヶ月を過ぎたらMサイズ・6か月過ぎはLサイズと交換しますが、あくまでも目安で赤ちゃんの体の大きさ・吸う力や発育状況によって選んでください。赤ちゃんが10分程度で飲み終えるのが良く、毎回飲む時間が早かったり、極端に時間がかかるようなら、サイズやちくびのカットの形態を変えてみてはどうでしょうか。
 

②飲む量や吸う力に合わせてカットの形を選ぶ

哺乳瓶用ちくびのカットにはおおきく分けて、丸穴・クロスカット・スリーカットの3種類あります

丸穴は傾けるだけでもミルクが出てくるので、吸う力が弱い新生児むきです。だんだん吸う力が強くなれば、Xの形にカットしたクロスカットや。Yの形にカットしたスリーカットに変えられればいいでしょう。
 

③哺乳瓶用ちくびの素材


シリコンゴム・天然ゴム・イソプレンゴムがあります。
 
シリコンゴムは、無色透明で耐久性があり劣化しにくく消毒がしやすいです。また、ゴム特有の臭いもなくないです。天然ゴムは、黄色くお母さんのおっぱいの感触に近いのが特徴です。イソプレンゴムは、天然ゴムとシリコンの中間の特徴です。

名古屋市北区大曽根の光輪歯科はリラックスできる空間作り、患者様への心遣い、最新の設備でニーズに合わせた治療にこだわります。

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