口臭の定義と分類
今回は口臭の定義と分類について話します。
日本人は海外に比べると、口臭は多い国なのです。日本人はあまり口臭を気にしない風習が
あるようです。海外では、お口のケアはしっかりしています。文化や環境の違いでしょうかね。
当院は口臭外来を掲げているので、口臭を訴えて来院する患者さんが月に5人ほどはいます。
最近は若い方が口臭を気にして来院しますね。
口臭は日本口臭学会が定義しています。
【口臭とは本人あるいは第三者が不快と感じる呼気の総称である】
口臭は自分だけではなく、他の第三者が不快と感じることも含まれています。
特に、自分の臭いは慣れてしまうので、あまり気づかない人が多いです。
人から言われることもあまりないですね。ほとんどが家族の方からの指摘です。
口臭の分類は大きく分けて2つあります。
1.生理的口臭
1)生理的口臭(起床時、空腹時、疲労時、緊張時)
2)ホルモン変調
3)嗜好品・飲食・薬物
ニンニク・ネギ・にら・アルコールの過剰摂取など
2.病的口臭
1)歯科口腔領域の疾患
歯周病、舌苔、悪性腫瘍
2)耳鼻咽喉領域の疾患
蓄膿症や咽頭炎
3)内科疾患
糖尿病や肝臓病、腎臓病、胃や腸などの消化器疾患
私は歯科医師ですので、口腔領域専門となります。
口臭の原因は80%が口腔内に問題があり、そのほとんどが歯周病です。
原因がわかれば、治療ができますので、口臭が気になる方お気軽にご連絡ください。
口臭治療は保険外となりますので、ご注意ください。
名古屋市北区大曽根の光輪歯科はリラックスできる空間作り、患者様への心遣い、最新の設備でニーズに合わせた治療にこだわります。
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