コラム

2024/04/13

ホワイトニングは虫歯があってもできるの?リスクも解説!

虫歯を見てもらう女性

こんにちは。名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科です。

ホワイトニングを受けようと思っても虫歯があると、そのままホワイトニングを受けるか、治療をすべきか悩む方もいるかもしれません。虫歯の治療はしていないけれどホワイトニングをしたい、ホワイトニングをしてから虫歯の治療を検討しているという方もいるでしょう。

本記事では、虫歯があってもホワイトニングができるのかどうかについて解説します。ホワイトニングを虫歯治療の前後で受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ホワイトニングとは?

ホワイトニングのイメージ

ホワイトニングとは、歯科用の漂白剤を使って化学的に歯を白くすることをいいます。歯の黄ばみが気になる場合に行われる、歯を白くするための方法の一つです。

ホワイトニングには、おもに次の3つの方法があります。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、過酸化水素という薬剤と専用の光を用いて歯を白くする方法です。歯科医師あるいは歯科衛生士といった、有資格者が行うホワイトニングです。

過酸化水素を塗布したあと光を照射し、内部の黄ばみを分解します。高濃度の薬剤を使用できるため、短期間で白い歯を手に入れられることがオフィスホワイトニングの特徴です。

しかし、後戻りが早いといわれています。オフィスホワイトニングで得た白さを持続させるには、定期的に施術を受ける必要があります。1回の施術時間は約1時間程度で、3~6回受ける方が多いです。

また、一般的なホワイトニングの場合は、白い歯を継続するためには飲食物に注意しなければなりません。

光輪歯科が採用しているボーテ式オフィスホワイトニングの場合は、飲食制限は必要ありません。施術後にハイドロキシアパタイト配合剤を歯に塗布し、歯質を強化しながら歯の表面をコーティングするためです。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは、自宅でおこなうホワイトニングのことです。歯科医院で作成したマウスピースに薬剤を入れて、装着して歯を漂白します。

一般的には1日30分〜2時間装着し、数週間~数か月で白い歯を手に入れられます。ホームホワイトニングでは、過酸化尿素を主成分とした薬剤を使用します。

ホームホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士の指導のもと、患者様がご自身で行うホワイトニングです。安全に施術できるように、オフィスホワイトニングほど高濃度の薬剤は使用しません。そのため、即効性はないでしょう。

しかし、継続することできれいな白い歯を手にいれることが可能です。また、歯の内側からじっくりと白くするため、効果は長く続きます。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。短期間で白い歯を手に入れたい方や、効果を長続きさせたい方に選ばれています。

2つのホワイトニングを同時に行うため費用は高額になりますが、早く確実に歯を白くできる方法といえます。

ホワイトニングは虫歯があってもできるの?

ホワイトニングは虫歯があってもできるのか疑問を持つ女性

結論からお伝えすると、ホワイトニングは虫歯があってもできますが推奨できません。基本的には、虫歯治療のあとにホワイトニングをするように勧める歯科医院が多いでしょう。

虫歯がある状態でホワイトニングをした場合に考えられるリスクは、次のとおりです。

虫歯が進行する

オフィスホワイトニングの場合、理想の白さになるまで1~2か月ほどかかるでしょう。虫歯治療をせずにホワイトニングをすると、施術中に虫歯が進行するリスクがあります。

虫歯が進行して歯の神経まで達してしまえば、神経を抜かなければなりません。神経を抜いた歯は黒っぽく変色することがありますが、神経を抜いて変色した歯はホワイトニングをしても白くなりにくいです。

せっかく白く美しい歯にしたいと考えてホワイトニングを受けても、変色した歯があると希望が叶わないかもしれません。

薬剤がしみる

虫歯のままホワイトニングを受けると、薬剤がしみるリスクが高まります。健康な歯の場合は問題がなくても、虫歯で歯に穴が空いていると強い刺激になる可能性があるのです。

痛みが強く出る可能性もあるでしょう。痛みによってホワイトニングの継続がむずかしくなるケースもあります。

虫歯治療後にホワイトニングをするときに注意すること

虫歯治療後にホワイトニングをするときに注意することイメージ

虫歯治療をしたあとにホワイトニングをしようと考えた場合にも、注意すべきことがあります。虫歯治療後のホワイトニングで注意する点は、次のとおりです。

詰め物や被せ物が取れることがある

虫歯の治療で詰め物や被せ物をした場合、薬剤の影響でそれらが取れる可能性があります。詰め物や被せ物をしているということは、それだけ歯を削っているということです。

神経に近くなっているので、その部分に薬剤が触れると痛んだりしみたりするかもしれません。

ただし、光輪歯科のボーテ式ホワイトニングは痛みにくくしみにくいです。4種類の薬剤を用意しており、低濃度のものから使用していくため問題は起きにくいでしょう。

施術後は硝酸カリウム配合剤を歯に塗布して保護するなど、しみる症状を最小限に抑えられるよう配慮しています。

白くならない歯がある

虫歯治療で入れた詰め物・被せ物や、神経を抜いた歯は白くならないと考えたほうがよいでしょう。ホワイトニングで使用する薬剤は、健康な天然歯にしか反応しません。虫歯治療で入れた人工歯には薬剤が反応せず、白くならないのです。

虫歯治療後にホワイトニングを受ける場合、ホワイトニング前の歯の色に合わせて作った人工歯は白くならないので、白くなった天然歯と差が生じるでしょう。違和感が大きい時は、ホワイトニング後の歯の色に合わせて詰め物や被せ物を作り直す必要があります。

神経を抜いた歯が黒ずんでホワイトニングを受ける方もいますが、この場合は通常のホワイトニングの効果が出にくいです。歯の内部の変色であるため、ウォーキングブリーチというホワイトニングや、セラミック治療を検討したほうがよいかもしれません。

ホワイトニング中の虫歯を予防する方法

ホワイトニング中の虫歯を予防するためのアイテム

ホワイトニング中に虫歯になるケースもあります。虫歯になるとホワイトニングは一時中断し、治療を優先すべきでしょう。費用や時間がかかるため、虫歯にならずにホワイトニングを終えるのがベストです。

ホワイトニング中の虫歯を予防する方法は、次のとおりです。

歯磨きを丁寧に行う

虫歯を予防する最も有効な方法が歯磨きです。一般的に、食後4時間が経過すると歯垢が付きやすくなるといわれています。そのため、食後の歯磨きは非常に重要です。

歯ブラシだけでは汚れを十分に落とせない可能性もあるため、フロスや歯間ブラシも使用して丁寧に歯磨きをしましょう。フッ素入りの歯磨き粉を使うのも、虫歯予防に効果的です。

定期的に歯科医院を受診する

オフィスホワイトニングの場合は、歯科医院で施術を受けるため問題ないかもしれません。施術前には口内の状態をしっかり確認し、問題が見つかれば対応してもらえます。

しかし、ホームホワイトニングは患者さまが自宅で行うホワイトニングです。頻繁に通院する必要がないため、トラブルが起きても気づきにくいでしょう。

特に、初期の虫歯は自覚症状がないことが多いです。痛んだり歯に穴が空いたりした時には進行しており、ホワイトニングの継続が困難になるかもしれません。

定期的に歯科医院を受診していれば、虫歯の兆候を発見して早期に対応できます。虫歯以外のトラブルの早期発見にもつながるので、必ず定期的に受診しましょう。

まとめ

ホワイトニングをした女性

虫歯があってもホワイトニングを受けられないわけではありませんが、虫歯を治療してから施術する歯科医院が多いです。虫歯がある状態でホワイトニングを受けると、虫歯が進行する可能性があるためです。

詰め物や被せ物が必要になった場合、人工物は白くできないので色むらが生まれるかもしれません。神経を除去して変色した場合は、通常のホワイトニングの効果が現れにくくなります。

そのため、ホワイトニングをする前に虫歯治療を先に終わらせましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科にお気軽にご相談ください。

名古屋市北区大曽根の光輪歯科はリラックスできる空間作り、患者様への心遣い、最新の設備でニーズに合わせた治療にこだわります。

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