歯のクリーニングとホワイトニングの違いを比較!選び方も

こんにちは。名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科です。
歯を白くしたいと思ったとき、クリーニングとホワイトニングのどちらを選べばよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。どちらも施術後に歯が白くなることがあるため、違いがわからないと悩む方は少なくありません。
今回は、歯のクリーニングとホワイトニング、それぞれの特徴や違いについて解説していきます。ぜひ参考にしてください。
歯のクリーニングとは?

歯のクリーニングは、専用の器具を使って歯の表面に付着した歯垢や歯石、着色汚れなどを取り除き、歯を清潔に保つための処置です。歯垢は、プラークとも呼ばれる細菌のかたまりです。
こうした汚れは毎日の歯磨きだけでは落とし切れないこともあるため、歯科医師や歯科衛生士が機械を用いて丁寧に除去します。
定期的に歯のクリーニングを受けると、歯垢や歯石といった細菌の温床を減らせるため、虫歯や歯周病の予防につながります。また、口臭の原因となるお口の中の細菌やガスが減ることで、口臭の予防や改善につながるケースも少なくありません。
さらに、歯の表面にたまった着色汚れを落とすことで、歯が明るく見えることも歯のクリーニングのメリットです。ただし、これは歯の表面の汚れが取れることで本来の歯の色に近づくためであり、歯そのものを漂白するわけではありません。
歯のホワイトニングとは?

ホワイトニングは、専用の薬剤を使って歯の色を白くする治療です。わかりやすくいうと、歯そのものの色を明るくする処置です。歯の表面の汚れを落とすクリーニングとは異なり、歯の内側にある黄ばみに働きかけます。
人間の歯は、外側からエナメル質、象牙質、神経という3層で構成されています。象牙質はもともと黄色みのある組織のため、エナメル質が薄いと、その色が透けて歯が黄ばんで見えることがあります。
加齢とともにエナメル質は薄くなるため、特に対策をしない場合、歯の黄ばみが目立ちやすくなることがあります。そこで、ホワイトニングでは専用の薬剤を歯の内部まで浸透させ、化学反応によって色素を分解していきます。
ただし、白さの感じ方や変化の出方には個人差があります。もともとの歯の色や生活習慣によっても、見え方は変わります。
ホワイトニングの種類
歯のホワイトニングには、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングがあります。それぞれ特徴が異なるため、ご自身に合うものを選択することが大切です。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングです。歯科医院で使用する薬剤を歯に塗布し、歯を白くしていきます。
1回の施術でも歯の色の変化を感じることがあるなど、即効性が期待しやすい点が特徴です。結婚式や大切なイベントを控えている方など、短時間で変化を感じやすい方法を希望される方に選ばれています。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者様ご自身が行うホワイトニング方法です。歯科医院で作製した専用のマウスピースにホワイトニングの薬剤を入れて装着し、徐々に歯を白くしていきます。装着時間は1日30分~2時間程度です。
オフィスホワイトニングに比べると低濃度の薬剤を使用するため、短期間で大きな変化を出す方法ではありませんが、継続して行うことで少しずつ白さを目指せます。歯の内側から徐々に白くしていくため、持続性が高いことが特徴です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つの方法を組み合わせたホワイトニング法です。まずオフィスホワイトニングで歯を白くし、その後ホームホワイトニングで白さを維持していきます。
歯のクリーニングとホワイトニングの違い

上述した通り、歯のクリーニングとホワイトニングは目的や行うことが違います。ここでは、それぞれの違いに焦点を当てて確認していきましょう。
目的
歯のクリーニングとホワイトニングは、どちらも歯をきれいに見せるために行われますが、目的は明確に違います。
歯のクリーニングの主な目的は、歯の表面や歯と歯ぐきの境目などに付着した歯垢(プラーク)や歯石、着色汚れを取り除き、口腔内を清潔な状態に整えることです。毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを除去することで、虫歯や歯周病の予防にも繋げていきます。
また、コーヒーやお茶、たばこなどによる表面的な着色汚れが除去され、歯本来の色に近づくこともあります。
一方、ホワイトニングの主な目的は、歯そのものの色を明るくすることです。歯科医院で行うホワイトニングでは、専用の薬剤を使用して歯を漂白し、着色汚れを落とすだけでは得られない白さを目指します。
使用する薬剤
歯のクリーニングとホワイトニングでは、使用するものにも違いがあります。
歯のクリーニングは、基本的に歯を漂白するための薬剤を使用する処置ではありません。歯科医院では、専用の器具を使って歯垢や歯石を除去したり、研磨剤を含むペーストなどを用いて歯の表面を清掃したりします。
歯の表面に付着した着色汚れを取り除くことはできますが、歯そのものの色を薬剤によって白くするわけではありません。
一方、ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素などを含むホワイトニング剤を使用します。これらの薬剤の作用によって歯を内側から白くしていく点が、クリーニングとの大きな違いです。
保険適用の可否
歯のクリーニングは、歯周病などの治療の一環として行われる場合は保険が適用されます。ただし、歯の着色汚れを落として見た目をきれいにすることを主な目的としたクリーニングは、自由診療となります。
ホワイトニングは、歯を白くして見た目を改善する審美目的の施術であるため、原則として健康保険は適用されません。
費用
歯のクリーニングとホワイトニングでは、目的や施術内容が異なるため、かかる費用にも違いがあります。
歯周病治療などを目的として保険適用でクリーニングを受ける場合は、3,000円〜5,000円程度で受けられることが多いでしょう。一方、見た目をきれいにすることを目的とした自由診療のクリーニングは、歯科医院によって異なりますが1万円〜2万円程度が相場です。
ホワイトニングも原則として自由診療となり、歯科医院やホワイトニングの方法によって料金が異なります。歯科医院で行うオフィスホワイトニングは4万円〜8万円、自宅で実施するホームホワイトニングは2万円〜5万円、2つを併用するデュアルホワイトニングは6万円〜12万円程度が相場といえます。
ホワイトニングとクリーニング、どちらを選ぶ?

ホワイトニングとクリーニングのどちらを選ぶべきかは、ご自身の目的によって変わります。歯垢や歯石、コーヒーやお茶などによる着色汚れが気になる場合は、まず歯のクリーニングを検討するとよいでしょう。
クリーニングによって歯の表面の汚れを除去することで、本来の歯の色に近づけられるので、「歯が白くなった」と実感できる方は少なくありません。
一方、クリーニングをしても歯の黄ばみが気になる場合や、歯そのものを現在より白くしたい場合には、ホワイトニングが選択肢となるでしょう。専用の薬剤を使用することで、クリーニングでは得られない白さを目指せる点が特徴です。
また、歯石や歯垢が多く付着していたり、虫歯や歯周病があったりする場合は、すぐにホワイトニングを行うのではなく、クリーニングや必要な治療を先に行うことがあります。自分では歯の黄ばみの原因を判断しにくいこともあるため、どちらを選べばよいかわからない場合は、歯科医院で相談してみてください。
まとめ

歯のクリーニングとホワイトニングは、どちらも歯を美しく見せるために役立つ処置です。
クリーニングは、虫歯や歯周病の改善・予防が主な目的です。歯を漂白する効果はありませんが、表面の汚れを取り除くことで、本来の歯の色を引き出せます。
一方、ホワイトニングは歯を白くするという審美的な目的で行う処置です。ご自身のもともとの歯の色よりもさらに白くしたい場合は、クリーニングでは対応できません。ホワイトニングでは歯を漂白できるため、元の歯の色より白くできる可能性があります。
また、ホワイトニングを希望する場合でも、先にクリーニングを行うことで、薬剤が作用しやすい状態を整えられるかもしれません。どちらが合っているか迷う場合は、歯の色が気になる原因や、お口の状態を歯科医師に確認してもらうと選びやすくなります。
歯のクリーニングやホワイトニングを検討されている方は、名古屋市北区大曽根にある医療法人晃生会 光輪歯科にお気軽にご相談ください。
当院は、歯を治すだけではなく患者さまの悩みを解決する医療を提供できるよう、診療を行っています。虫歯・歯周病治療を始め、ホワイトニングや審美歯科など、さまざまな診療に力を入れております。


